Siku_Wiesmann GT MF4 (SIKU_0879 & 1336)
Sikuは4ケタの品番はそのままで、ボディカラー等が変更になることがありますが、今回ここで紹介するのは、番号違いで同じ車種のものです。
Wiesmann(ヴィースマン)はドイツのメーカーで、スポーツカーを主に製造していましたが2014年、清算して廃業しました。
「ヴィーズマン」と表記するところもあるのですが、ドイツ語の「S」が「ズ」といったように濁るのは、単語の頭にあるときだけなので「ヴィースマン」じゃないかと思います。
(だから、ドイツ語だと「仙台=Sendai」は「ゼンダイ」と読まれてしまいます)
古風な見かけによらず、創業は1988年なんですね。ちなみに廃業時の従業員数は125人。好きでやってる、といった感じでしょうか。
この0879と1336、何が違うかといえば、塗装です。1336はフレイムがついていて、マフラー、グリルがきちんと塗装されていたり、ハンドルも塗り分けられていたり、という程度の差です。
リアルなのは、いうまでもなく1336ですが、フレイムの塗装部分が凸凹しているせいで、美しい曲線をみせることはありません。こちらは0879のほうが有利ですし、若干オモチャらしさが残るものの、落ち着きのある色なので大人向けかもしれません。
マフラーの塗り分けを裏側から。
シャシーと一体になっているので、簡単なことですね。
どのみちマフラーは再現されています。
GT M4 はツーシーター。シャシーはアルミニウム、ボディはガラス繊維で強化されたマテリアルを使っているようですが、どんな素材なのか、よくわかりません。
エンジンはBMWターボチャージV8、キャパは4,395cc、最大速度は291km/hに達します。
とあるブログではドイツ版「光岡オロチ」と呼んでいましたが、まさにその通りではないでしょうか。ドイツで乗っていても注目を浴びると思います。
1336のほうは現在、廃盤になっているようです。
やはり、フレイムに慣れていないのか、印刷の網点が丸見えですね。視力1.5ですが、肉眼ですぐわかっちゃいます。
ほかの部分がいいだけに、勿体無い。
とはいえ、SIKUのフレイムは貴重ですね。